一週間未満

毎週金曜日あたりにに更新します。未定です。

「便利で万能」に飲まれたら、幸せを見失う。アルコールに飲まれたら、我を見失う、金曜日の夜に。

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水曜日は過ぎて、木曜日になる。それから金曜日はやってきて、きっとすぐに去っていってしまう。

 

朝起きると妻と息子2人が朝食を食べている。南向きについた窓から日差しが差し込む。まだ言葉を使いこなせない次男が、声を上げて何かを主張している。妻は苛立ち、けれど愛情深く彼に水を与える。

彼は満足する。しかしまたすぐに暴れ出す。

 

今週はバレンタインデーがあった。

バレンタインデーは苦手だ。

義理チョコ1つ貰えずに帰ると、妻は、何故もらってこないのか、と責める。

もらえるならもっとソワソワして浮き足立つに決まってる。残念だけどそうはならない。バレンタインデーの日にバレンタインデーであることすら覚えていない。

365日に埋もれていく1日でしかない。

どうでもよい事なのだが、女の子は、あげようが、配ろうが、食べようが、もらおうが、チョコレートが好きなのだと思う。

 

ドキュメンタリー映画『おだやかな革命』が東中野で上映されている。恵比寿にあるamuで『おだやかな革命』の監督である渡辺智史さんと東京都市大学で教鞭をとる坂倉杏介先生のトークイベントへ行く。

 

私たちはお金を稼ぐ。お金はいろんなものに代替出来る。お腹が空いている時は食べ物を買える。寒い時はストーブを買って、石油を買って、電気を買って、温まることができる。セーターも買える。オシャレな洋服も、スマートフォンも買える。お金は万能だ。

あまりにお金は万能なので、欲しいものが分からなくても、とりあえずお金を稼ぐ。

とりあえずお金を稼ぐあまり、欲しいものが何だったのか分からなくなる。

何となくお金を使い、必要なお金を計算し、何かあったときのために蓄える。

 

お腹が空いたとき、お金がなかったらどうするだろう。飲食店で数時間皿を洗えば、2食くらいはご飯が食べれるだろう。

収穫の時期なら畑仕事を手伝えば、2、3日分の食料はもらえると思う。

野草も食べれるものもあるだろうし、イナゴもザリガニも食べれる。

 

洋服もそうだ。

赤ちゃんが生まれたら、だいたい兄弟や従兄弟、友人たちからお古をもらい、兄弟や従兄弟、友人たちへお古をあげる。

 

私たちは、抽象度の高い価値、万能なお金ばかり見すぎて、何が必要なのか見失ってしまったようだ。

あるもので出来ることを、一生懸命に働き、一生懸命に節約して、お金を貯めて、お金を使う。

お金は便利だから重要なものだけど、何が欲しいのかを知ることはもっと重要だ。

 

冒頭、坂倉先生がおっしゃった事がほとんど核心だったんじゃないか。

『おだやかな革命』のような映画のテーマを話していると、なんだかすでに見た気になり、知った気になる。たぶんそれは、みんなが必要だと感じていることだからだ。だけど、観ないとそれは漠然としたイメージで終わる。そのまま得体の知れない大切なものとして、見過ごしていく。映画を見る。1つのイメージが姿として現れる。姿として現れたのなら、語ることもできる。だから必ず見て欲しいと。

得体の知れない物に形を与える事で、得体の知れないものを交換可能な価値にする。

それは万能でなくても、役に立ちさえすればよい。

 

会社から二子新地まで、水曜日の夜に走った。1キロ5分30秒くらいのペースで11キロ。リュックに入れた荷物が少し重く感じる。

 

日本出版販売株式会社へ行き、今後の打ち合わせをしたのも水曜日だ。その後、丸善お茶の水店、中目黒蔦屋書店、代官山蔦屋書店へ行き、営業をした。

代官山蔦屋書店ではイベントの打ち合わせをした。

 

木曜はペーパーウォールエキュート品川店、くまざわ書店品川店、TSUTAYA大崎駅前店、TSUTAYA BOOK Store 五反田店、ブックファーストレミィ五反田店へ行って営業をした。

品川で少し時間ができたので、BULE BOTLE COFFEEに行く。

いつもの1.5倍の値段に驚いた。

そんなにコーヒーの味がわからないから、少し落ち込む。

ただ、スタッフの女の子はかわいい子だった。

 

金曜日は、柏の葉代官山蔦屋書店、紀伊國屋書店流山おおたかの森店、ジュンク堂書店柏店、丸善津田沼店、くまざわ書店津田沼店、books昭和堂、三省堂書店千葉そごう店、16の小さな専門書店、くまざわ書店ペリエ千葉本店へ行った。

 

金曜日の夜に女の子とお酒を飲んだ。バイト時代の女の子で、ずっと仲良くしてる。年に2回くらい飲む。

彼女と二軒、居酒屋をまわる。

2軒目に相席になった男の子が山形出身だった。10歳以上若かったが、仲良くなった。一緒にいた男の子は浦和出身で、須原屋へいくという。なんて素敵な子なんだろうと、感心する。

店を出る頃、女友達はずいぶん酔っていた。